HR Trend Lab

MENU

HR Trend Lab

新入社員向けフォローアップ研修で知識の定着を図る!実施すべき理由と内容例を解説

2021年07月07日更新

フォローアップ研修は、研修で学んだ内容を振りかえったり、実際の業務で生かせているかどうかを確認したりする研修です。研修をおこなっただけでは、社員が学んだことを業務で実践できているかどうかわかりません。また、日々の業務をこなしていくうちに、新たな課題や悩みが見つかる場合もあるでしょう。フォローアップ研修は、研修内容を振りかえるだけでなく、社員の疑問や課題を解決するきっかけにもなります。

この記事では、フォローアップ研修の概要を説明するとともに、主に新入社員を対象とした「新入社員向けフォローアップ研修」の目的と効果、実際の研修内容の例を解説します。

目次 【表示】

フォローアップ研修とは?

フォローアップ研修とは、特定の研修の実施から一定期間が経過した後、その研修で学んだ内容を振りかえったり、学んだ内容がどのくらい定着しているかを確認したりする研修を指します。

たとえば、新入社員向けフォローアップ研修は、基本的に新入社員研修とセットになっています。入社直後の新入社員研修は、まだ企業や仕事についての理解が浅い状態でおこなわれます。そのため、ただ内容を聞くだけで終わってしまうことも少なくありません。そこで、業務をある程度経験し、理解できた時期にフォローアップ研修をおこなうことで、実際の業務と照らし合わせながら、疑問や課題を解決していきます。

フォローアップ研修の対象者

フォローアップ研修は、基本的に主体となる研修とセットでおこなわれます。研修の対象者となるのは、主体となる研修に参加したすべての社員です。たとえば、新入社員向けフォローアップ研修であれば、新入社員研修に参加した新入社員全員が対象となります。

なお、フォローアップ研修はさまざまな研修に対しておこないます。振りかえる習慣が身についている中堅社員や管理職にも、フォローアップ研修をおこなうことによってあらためて自分の仕事に対する姿勢を見つめ直すことができます。

この記事内では、さまざまなフォローアップ研修の中でも新入社員を対象とした「新入社員向けフォローアップ研修」について解説します。

新入社員向けフォローアップ研修

新入社員向けフォローアップ研修を実施する時期は、企業によってもさまざまです。一般的には、新入社員研修の実施から3か月~1年経ったタイミングでおこないます。

入社して3か月~1年も経つと、仕事にも慣れ、徐々にさまざまな業務を任されるようになります。入社から時間が経つにつれて、良くも悪くも緊張感が薄れていくこともあるでしょう。新入社員研修で学んだことも、普段あまり使わないスキルや知識であれば時間の経過とともに忘れていきます。そのタイミングでフォローアップ研修をおこなえば、適度な緊張感を取りもどしたり、学んだことを思い出して自分の中に落とし込んだり、といったことが期待できます。

新入社員向けフォローアップ研修の内容例についてはのちほど詳しく解説しますが、おこなうタイミングに合わせて、新入社員研修の復習、新入社員が普段の業務で感じている課題の検討やディスカッション、実際の業務で生かせたことのプレゼンテーションなど、目的に合わせたプログラムを実施しましょう。

新入社員向けフォローアップ研修の効果

新入社員向けフォローアップ研修をおこなうことで、どのような効果が期待できるのでしょうか?

知識が定着しているかどうか確認できる

新入社員向けフォローアップ研修をおこなうことで、新入社員研修で学んだ内容を振りかえることができます。振りかえることで、学んだ知識やスキルを実際の業務に生かせているか、自分の中に定着しているかどうかを確認できます。実践できていることがわかればモチベーションアップに繋がりますし、実践できていないようであれば原因を突き止め、改善策を考える機会になるでしょう。

新入社員向けフォローアップ研修の結果、多くの新入社員が学んだ内容を実務に生かせていないことがわかれば、新入社員研修の内容が適切でなかった可能性も考えられます。新入社員向けフォローアップ研修は、新入社員研修の内容が新入社員に合っていたかどうかを確認できる機会にもなり、人事担当者にとっても非常に重要です。

早期離職防止に繋がる

厚生労働省の「新規学卒就職者の離職状況(平成29年3月卒業者の状況)」(※1)によると、新規大卒就職者の3年目までの離職率は32.8%となっています。離職の原因の一つとして、適切なフォローがおこなわれなかったことも考えられます。

新入社員向けフォローアップ研修をおこなえば、新入社員の不安や疑問を解消でき、結果として離職率を下げることも期待できるでしょう。マイナビ HUMAN CAPITALサポネットの調べ(※2)によると、入社予定者1人あたりの採用費平均は広告費、説明会やインターンシップなどの実施費用を考えると、あくまでも目安ではありますが約29.4万円かかっています。離職者が減れば、その分採用コストを抑えられるのです。

新入社員向けフォローアップ研修の内容例

実際の新入社員向けフォローアップ研修では、どのような内容を計画したらよいのでしょうか?

新入社員研修の復習

まず、おこないたいのは新入社員研修の復習です。ビジネスマナーやコミュニケーションなどについて、普段の業務で実践できているかを再確認します。もし新入社員研修で学んだ内容があいまいになっている点や、業務をおこなううえで疑問に感じている点があれば、新入社員向けフォローアップ研修中に確認し、身につけてもらいましょう。

また、仕事の基本や組織内での自分の役割についても、この機会に再確認してもらうのがよいでしょう。

現状を把握し、課題を洗いだす

新入社員が自分自身の現状を把握することは、新入社員向けフォローアップ研修をおこなううえで非常に大切です。新入社員向けフォローアップ研修をおこなう時期や、新入社員が置かれる現状によっても、抱えている課題はさまざまです。新入社員一人ひとりがどのようなことに課題を感じているのかを洗いだし、入社から現在までの振りかえりと現状把握をおこない課題を洗いだしましょう。

現状と課題を共有するためのプレゼンテーション

振りかえりや現状把握によって出てきた課題・悩みをプレゼンテーションで研修の参加者と共有します。参加者の前で発表することで、アウトプットスキルやプレゼンテーションのスキルも磨くことができます。

また、研修の講師や他の参加者から発表に対するフィードバックを受けることで新しい視点や、解決策を得ることも期待できます。

グループディスカッション

研修で振りかえった内容をテーマに、他の参加者とグループディスカッションをおこないましょう。ディスカッションを通じて課題の解決策を考えることで、自分を客観視しやすくなります。他の参加者も同じ悩みを抱えていることがわかれば、改善策を一緒に検討することもできるでしょう。また、議論を交わすなかで新しい考え方やアイデアを吸収できることもあります。

キャリアプラン作成

新入社員研修でおこなわれることも多いキャリアプラン作成。新入社員向けフォローアップ研修がおこなわれる時期には、右も左もわからなかった入社時と比べて、新入社員も少しずつ仕事のことを理解してきているはずです。仕事への理解が深まれば、今後のキャリアについても考えやすくなります。

入社時のキャリアプランを見直し、今後どのように成長・活躍していきたいかなどの目標を再設定してもらいましょう。

まとめ

新入社員向けフォローアップ研修は、新入社員研修で学んだ知識やスキルを振りかえったり、新入社員が業務をこなしていくうちに感じた課題や疑問の解決を助けたりするのに役立ちます。適切なフォローをすることで、結果として離職率を下げることにも繋がる、非常に重要な研修だといえるでしょう。

新入社員向けフォローアップ研修は、実施するタイミングで新入社員がどのような課題や疑問、不安を抱えているかを考え、適切な内容を取り入れるようにしましょう。

<出典>
※1. 厚生労働省:新規学卒就職者の離職状況(平成29年3月卒業者の状況)
※2. HCサポネット:新卒採用の予算について

「自ら考え、行動し、やり抜く」新入社員育成プログラム
>>マイナビ 新入社員研修
注目キーワード
関連バナー
  • クレクタ
  • マイナビ エンゲージメント・リサーチ
  • 社会人基礎力診断
  • ムビケーション
→
←