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オンライン新入社員研修を成功させるためのポイントとは?オンラインならではのメリットも紹介

2020年12月09日更新

新型コロナウイルスの影響によってテレワークの実施が進む中、新入社員研修もオンラインで実施するケースが増えています。これまでは、新入社員研修といえば集合研修が定番でしたが、それをオンラインで実施する際は、どのような気をつけるべきポイントがあるのでしょうか。
今回の記事では、オンライン新入社員研修を成功させるためのポイント、オンラインならではのメリットや役割についても詳しく紹介します。

目次

新入社員研修が果たす役割とは

そもそも新入社員研修には、学生から社会人への意識改革という役割があります。今回は重要なポイントとして2点紹介します。

ビジネスマナーを身につける

社会人として身につけておくべきことの一つとして、電話応対やメール返信、名刺交換の仕方など、社会人に求められる基本的なマナーが挙げられます。このようなビジネスマナーの必要性を理解し、行動していくことが社会人として求められます。

新卒者のなかには、学生時代にアルバイトやインターンなどの経験があり、基本的なビジネスマナーが身についているケースもありますが、その企業の社員として必要なビジネスマナーを身につけてもらうためには、新入社員研修を実施する必要があります。

業界全体の知識や業務の基礎知識を身につける

ビジネスマナー以外にも、業務をおこなう上で不可欠な知識や実践的な能力を身につける役割もあります。社内での業務の進め方はもちろんですが、その業界で働くうえで覚えておくべき知識も新入社員研修で身につける必要があるでしょう。

業務の研修には大きく分けてOJTとOFF-JTがあります。たとえば、基礎的な知識を身につける際にはOFF-JT、実践的なスキルを身につけるにはOJTというように、シーンに応じて使い分けることが重要です。

新入社員研修をオンラインでおこなうメリット

新入社員研修をオンライン上で実施すると、どのようなメリットがあるのでしょうか。今回は2つのポイントに分けて解説します。

場所を問わず研修を実施できる

オンライン研修の最大のメリットは、受講者が全国どこからでも参加できる点にあります。ネットワーク環境さえあればそれぞれの自宅から研修を受講でき、参加者は会場まで移動する必要がないため時間を有効的に活用できます。

また、研修を実施する企業にとっては、多くの受講者を収容できる会議室などを確保する必要がないため、会場の手配も簡単です。

研修の理解度を把握しやすい

オンライン研修においてはWeb会議ツールのアンケート機能やチャット機能を活用して、参加者の理解度を計ることが可能です。結果を即座に集計し、その場でフィードバックすることもできます。
また、Web会議ツールの設定次第では、講師側が受講者一人ひとりの顔を確認できるというメリットもあります。

オンライン研修で気をつけるポイント

オンライン研修を実施するにあたって気をつけるべきポイントとして、今回は3つの点を紹介します。

受講者同士のコミュニケーションがとりづらい

集合型の研修であれば、不明点があった際に近くの受講者に聞くなど、コミュニケーションが自然と発生するケースもあるでしょう。一方オンライン研修では、グループワーク以外の時間は受講者同士の個別のコミュニケーションがとりづらい環境にあります。

集合研修であれば、研修の合間や休憩時間に少しずつコミュニケーションを重ねて打ち解けることも多いですが、オンライン研修の場合、休憩時間はパソコンから離れてビデオをオフにすることも多いです。また、一人で画面の前に座っていると、「他の人と一緒に研修を受けている」という感覚が乏しくなってしまうことも、オンライン研修の注意点といえるでしょう。

ネットワーク環境に左右される

ネット回線の速度が安定している環境であれば問題ありませんが、速度が不安定な場合は途中で動画が止まってしまうトラブルも発生し得ます。また、そもそも固定回線がない場合はモバイル回線に頼らざるを得なく、通信容量が上限に達すると速度制限の対象となってしまうことも考えられます。

ITリテラシー不足によって研修が滞る

オンライン研修で使用するWeb会議ツールの操作方法や設定方法の知識がないと、研修そのものが滞ってしまうケースがあります。これは受講者側だけではなく、研修を実施する企業や講師の準備不足によっても起こり得ることです。

オンライン研修を成功させるためのポイント

オンライン環境下での新入社員研修を成功させるには、どのようなポイントに注意すべきなのか、今回はとくに重要な点を4つ紹介します。

集中力を維持させるための工夫をする

講師が一方的に説明をおこなう座学中心の研修では、参加者が長時間にわたって集中力を維持するのが難しいものです。一定の時間を決めて休憩をはさんだり、座学だけではなくグループワークやフリートーク、質問タイムを取り入れたりするなど、集中力を維持する工夫が必要です。

個別に相談や質問ができる場や窓口を設ける

集合研修と同様、オンライン研修の場合でも、大勢の参加者がいる中で質問をするのに躊躇してしまう受講者も少なくありません。また、研修中には疑問に感じなかったものの、終了後に質問したい項目が思い浮かんでくることもあるでしょう。

しかし、オンライン研修が終了した後でわからないことを質問したい場合、誰に聞けばよいのか判断に迷うこともあります。そこで、後からでも個別の相談や質問ができる専用の窓口を設けることで、細かなフォローができます。

新入社員同士の交流の場を設ける

オンラインにおいても新入社員同士の交流を活性化させるために、少人数でのグループワークやディスカッションを積極的に取り入れてみましょう。また研修後に希望者を募って振り返りを行ったり、オンラインで懇親会を行ったりするのもおすすめです。

ネットワークやパソコンなどの設定作業

オンライン研修をおこなう前に、受講者の自宅のネットワーク回線状況をヒアリングしておきましょう。固定回線の速度が不安定な場合や、モバイル回線のみの場合には速度が安定している回線を貸し出すなどの対策が求められます。

Web会議システムの設定や操作方法も事前に案内しておき、設定がわからない場合やネットワークトラブルに備え、サポートできる人員を確保しておくことも重要です。また、受講者だけではなく、配信する側のネットワーク環境やパソコン、マイク、カメラなどの動作確認も行っておきましょう。

まとめ

新型コロナウイルスの影響もあり、オンライン研修を取り入れる企業が増加しています。今後、テレワークが主流になると、新入社員研修も従来の集合研修ではなくオンライン研修に移行していく可能性も高いでしょう。

オンライン研修は場所を問わず実施できるなどのメリットが大きい一方で、受講者同士のコミュニケーションがとりづらいといった注意点もあります。オンライン研修の特性を正しく理解したうえで、オンラインのメリットを最大限生かせるよう万全の準備をして臨むことが重要です。

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