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HR Technology Conference & Expo 2019 ラスベガス現地レポート From HR Trend Lab

2021年07月07日更新

2019年10月1日から4日までアメリカ ラスベガスで開催された「HR Tech Conference & Expo 2019」にHR Trend Lab研究員が参加しました!

「HR Technology Conference & Expo」は、HRテクノロジー市場の潮流をテーマとした世界最大級のイベントです。HRテクノロジー業界をけん引していくリーダーたちの意見や、450を超えるベンダーの何千もの製品の紹介とデモから、どのようなHRシステムの導入が望ましいか、比較・検討・決定のための示唆を得ることができます。22回目を迎え、40を超える国と地域から10,000人以上が参加した本会は、どのような4日間だったのか。Josh Bersin氏の基調講演の内容とブースの模様、番外編として現地での過ごし方とザッポス社視察の様子をお届けします。

目次 【表示】

EXPO(ブース)レポート
従業員の利便性を追求したHRテクノロジーとこれからの人事の在り方

近年のHR領域での話題の中心は「HRテクノロジー」であると言えます。日本においては2017年度に175億円だった市場が2023年度には1,000億円を突破する(MIC研究所「HRTechクラウド市場の実態と展望2018年度版」)という予測がされています。またグローバルレベルでは、既に多くのHRテクノロジーが活用されています。

「HR Technology Conference & Expo 2019 in Las Vegas」の展示ホール内では、450を超えるさまざまなHRテクノロジーベンダーが自社サービスを紹介したり、来場者がサービスを体験できるExpoが開催されていました。本レポートでは、私たちが体験し感じてきたHRテクノロジーの動向とこれからの人事の在り方についてお伝えます。

HRテクノロジー活用のキーワード「Experience」

今回のExpoにおいてこれからのHRテクノロジー活用のキーワードとして挙がっていたのが「Experience」の向上。より具体的には、「Employee Experience (従業員体験)」や「Candidate Experience(候補者体験)」の向上といったワードです。従来、従業員や応募者(従業員の候補者)の個人データは企業側が会社全体を管理するという目的や、応募者が自社にマッチするかを判断するために収集され、HRテクノロジーのサービスを介して活用されてきました。

そのため従業員や応募者には、企業が主導してデータを収集し、組織全体の改善をおこなうことや、応募者のマッチングをスムーズに行うことがHRテクノロジーの活用である、という受動的な意識があったように思います。しかしこれからは、従業員や応募者個人が主体となり、どのようにしたら自身の業務や環境をよりよくできるか、自身のデータをどのように集め、どのように扱っていくかを考える事が重要になります。個人の情報やHRテクノロジー利用に関して、個々人がより能動的な意識を抱くことが必要となるのです。

それと同時に企業目線では、個人を主体として考えた際、企業における個人に、仕事でいかにストレスなく楽しんでもらうか・いかに成長してもらうかといった「Employee Experience」「Candidate Experience」を考えることが、どう企業全体としての成長につながっていくと捉えられます。こういった視点から先進企業においては、Experienceを実現するための個を主体としたHRテクノロジーの導入が始まろうとしています。

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